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増える管理薬剤師の転職での注意点

現在薬剤師の転職が急増しています。転職を経験された薬剤師さんは7割もおり、その内3回以上転職をした方は3割もいるというデータが出ています。転職というと営業職の方がするというイメージがあるので、この数字には驚きです。なにか理由があるのでしょうか。
管理薬剤師の業務の実際と兼務は可能かどうか?

やはり好条件の所を求めるためとか、スキルアップのためなど転職理由は営業職の方とそう変わりはありません。また転職時期は勤続3年目が多いとも出ています。 では薬剤師が転職するうえで、注意すべき点はどのようなことでしょう。

薬学部が4年制から6年制になったことにより、薬剤師の人材不足の今、就職先はたくさんあります。 就職先としては、調剤薬局、病院、企業、その他にもドラッグストアと業種数にも恵まれています。
一般社団法人 練馬区薬剤師会

そこで利用したいのが転職サイト。 登録すれば担当者がつき、自分にあった条件の転職先を紹介してくれます。 しかし担当者に頼り切りの姿勢では、次第に連絡が遠ざかってしまいます。 自分が本気で転職したいのであれば、自分の要望を伝えることはもちろんですが、転職時期を明確にすること。

またこれはあまり気にも留めなかったのですが、定期的に職務履歴を更新し、自分から担当者にコンタクトをとることです。 さらにセミナーに参加し、常に勉強しているという姿勢を相手に伝えることも大切です。 担当者が受け持つ人材はひとりではありません。 紹介すれば担当者にとっても有益となる方が優先的になってくるのは当然のことです。

年齢が若い場合、選択肢は多くあります。 が、転職の際に大事になってくるのは、現職で得たスキルや経験ではないでしょうか。ただ3年を無意味に在職して好待遇の職場を探すよりも、なにかしら自信が持てる経験があれば要望も通りやすいです。

しかしいくら薬剤師が求められていても、「年収について不満」だとか、「このような仕事は向いていない」などいつまでも言っていてはいけません。 妥協しなければならない時は、転職自体を考えてみる必要もあります。

ただ言い方が違えば印象が変わってきますので、マイナスな発言よりも、「このような仕事がしたい」等、積極的な姿勢になればよいですね。


薬剤師のお仕事「調剤業務」とは?

調剤業務というのは、医師からいただいた処方箋を確認し、処方箋通りに調剤して、薬を患者さんに渡すという一連の流れのことを指します。 ただ単に薬を選んで渡すだけではなく、一連の流れにはさまざまな業務があるのです。

まず、医師からの処方箋ですが、医師は患者さんの体質などに合わせて、患者さんの症状に効果的な薬を処方します。 どのような調合でどのくらいの量を処方するか記したものが処方箋であり、薬剤師はこの処方箋通りに薬を調剤します。

この処方箋と、患者さんのデータを確認した時に、薬学的、医学的、そして法的に問題が無いかを確認してから調剤を行います。 疑問点や確認事項があれば、医師へ連絡するのも調剤業務の一環です。

薬剤師が行う調剤は、医師の処方箋に基づいて行うことが、法律で定められているため、自分の判断で処方箋の内容を変更することはできません。 問い合わせは変更したほうが良いかもしれないと判断した時にも行います。 処方内容のミスや疑問点はそのままにせずに、安全な医療の実現のために、きちんと問い合わせることが大切です。

処方箋を確認して問題がなkった場合は、法律で定められている記載事項を記入した薬袋を作成します。 その後薬袋に処方箋の内容通りの薬を調剤し、最後にもう一度別の薬剤師が確認をします。 最後の確認では、処方箋通りに調剤されているか、入れ忘れは無いかなどを確認します。

全ての確認が終わった後に、薬に関して説明しながら患者さんに渡します。 調剤薬局や、病院薬剤師はこのような調剤業務が主なお仕事となると思います。 病院の場合は、入院処方箋や麻薬処方箋、注射処方箋などもありますが、医師の処方箋通りに調剤するということには変わりありません。

単純な作業の繰り返しだと思われがちですが、患者さんひとりひとりのことを考え、絶対にミスをしてはならない業務であるため責任は重大です。 医師や看護師とは違った業務になりますし、患者さんと接している時間も短いですが、人の役に立てる仕事であるのは間違いありませんので、とてもやりがいを感じることができると思います。